古衣裳を新しく使おう。和創工房 京乃彩

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想いを伝えていくこと

古いものを新しく。着物に秘められた想いを現代風にアレンジして、紡ぎます。

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男羽織 袴 JINNOSUKEのストーリー

JINNOSUKE

「ぱっと見  派手で似合うかと思ったけど 意外と似合ってよかったです。

一目で気に入った赤色と本番の渋め黒金の衣裳の二枚を

母親が着せてくれました。ありがとうございました。」

(渋め黒金の衣裳は、令和五年成人式で着用の為、現在載せておりません)

 

【キョウコセンセのこだわりワンポイント】

兄貴 SOU の 「弟を宜しくお願いします!!」という言葉で

私を泣かせたのが3年前。

稔は次男ながら跡取り。

お母さんは 二人姉妹の長女だった為 ずーーーっと家を守ってきた。

着物大好きなお母さんと私が 似合う!!と一致したのが 大熨斗(おおのし)紋様の本友禅の反物。

これを男羽織に仕立て直した。一族を束ねる立場となる稔にふさわしい柄だった。

中の金の着物には家紋を入れ、

この前撮りで 扇子をバトンに見立てて 母に渡すシーンでまたもや泣かされた。

見物に来ていたおじいちゃんも目頭を押さえておられた。

これは来年の成人式で着用。写真は、稔が選んだ赤地鳳凰柄の色打羽織。

マスクもお揃いで創作。

袴は 多治神社の内神幌(ないじんほろ)という大鏡の後ろにある幕の修理依頼の時に

新調するならと仕入れた鏡龍の金襴(きんらん)。

選にモレたが 成人式用として新しい魂を得た。

小さい時から子供みこしをかつぎ ご奉仕してきたジン。

神様も喜んで下さっているのか、 本殿からしきりと風が来ていましたよ。

 

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