- 男羽織 袴 KAZUYA Ⅱのストーリー
KAZUYA
「自分の名前に因(ちな)んだ衣裳が着れてよかった!」
ありがとうございました。
【キョウコセンセのこだわりワンポイント】
千也くんの羽織2枚目。
朱の色打掛、これも昭和のもので、刺繍がガッツリ入っていて柄も大きい。
裏地も金の蛇腹 (じゃばら。キラキラ)に菊の地紋。
これを黒染めしたら 金色の千羽鶴が ブルーに光る銀色に変身。
好きな色を聞いたら「赤と黒 !!」と即答した千也くんの2枚目の羽織となった。
漆黒の夜空に連なって翔ぶ鶴。名づけて《射干玉(ぬばたま。檜扇の黒い実)の夜》。
千也くんの心象に触れた氣がした。
モダンなモノクロ縦縞の袴(ハカマ)に黒の房(ふさ)。
モノトーンのコーディネートを これまた見事に纏い切ってくれた。
余談だが 黒染の職人に写真を見せたところ 大感激してました。
千也くん ありがとう!